2018年01月01日

御朱印・醍醐寺

2017/12/24、京都に御朱印巡りに行ってきた分です
西国三十三所の宇治方面です
訪れたのは、三室戸寺、萬福寺(こちらは西国三十三所ではありませんが)、醍醐寺です
今回は萬福寺~醍醐寺編です
12:15に萬福寺を出発します
私は歩くのが好きなので、調べたルートに沿って歩いて行きました
(醍醐寺は最寄り駅からもバスの案内しかなくて、JR六地蔵からだと歩いて40分程です)
時期的にもお正月で食べ過ぎてしまったかもしれませんし、歩いて行くのも良いかもですね(私も今日の朝昼でお餅を4個食べました)
健康的に楽しんで、体重戻していきましょう!(><)
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昼食を萬福寺辺りで食べたかったのですが、高くて…流石に良いかなと(^^;)
30分程歩くと、マクドナルドがあり、好きなグラコロを食べる事にしました
久しぶりに食べましたが、最初に見た頃よりも小振りになりましたね…
良い時を知っていると悪くなった時に落ち込みをより感じます…

13:50に醍醐寺に着きました
こちらが総門です
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進んで行くと左手に、拝観券を購入を出来る所があります
拝観料は大人800円ですが、3エリア回れるし各所見応えもあります
御朱印を頂けるのは奥の伽藍エリアなので、そちらにまず行きます
左手に唐門があります
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紋的に豊臣家に関係のあるお寺なのだなと思っていると、解説に「秀吉が醍醐の花見を催した」と紹介されていました

伽藍エリア入口の仁王門をくぐると、
国宝でもある、本堂の金堂があります
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本尊は薬師如来坐像で、両脇に日光・月光菩薩立像があり、いずれも重要文化財です
病気を癒し、苦しみを除く仏様です
こちらも国宝の五重塔です
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天歴5(951)年に完成した、京都府下最古の木造建築物です

更に奥に行けば、弁天堂があります
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この横のお休み処・寿庵のメニューに湯葉カレーがありました
気になりますね…
お昼を食べそびれた方は、是非食べて感想を教えて下さいw

本来西国三十三所のお堂の上醍醐は、2008年8月の落雷による火災で焼失しているので、
こちらの観音堂にて頂けます
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こちらで丁度お坊さんが読経をしていましたが、良いお声でした(御朱印を書いて下さった方と話しているのを少し聞いたのですが、たまたま来られていた方の様です)
最近、法要やお葬式にて読経を聞く機会が多いのですが、だんだん自分の好みが解ってきますw

以前、曹洞宗の法要に行く機会があったのですが、皆でお坊さんに合わせてお経を読みました
それまでお坊さんが読経しているのを「聞く」という感じでしたが、
「私も一緒にしている」という感じが良くて、良いなぁと思いました
(うちの実家は浄土真宗なので、堅苦し過ぎないので、そこはそこで好きです)

弁天堂の横から、上醍醐の方へ行けます
登山も趣味ですが、今回は御朱印が目的で、また夕方から雨予報だったので登っていません
別途料金もかかりますし、御朱印集めをしてからの出費も結構凄いですしね…(^^;)

次は庭園のある三宝院エリアに行きます
靴を脱いで上がるので、冬は板張りの廊下は足が少し冷えます
美しい襖絵が楽しめます
一番の見所は、やはりこちらの庭園です
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醍醐の花見の際に、秀吉が自らが基本設計をしたもので、国の特別史跡・特別名勝に指定されています

まったりしていると、ふと水面に動きがありました
カワセミです
美しい瑠璃色でした
お寺の案内の女性方がいたので、「カワセミですよね?」と尋ねると「はい」と答えていたので、
もしかしたら珍しく無いのかもしれませんね

霊宝館エリアでは、通常期は仏像棟に入れます
立派な仏像がたくさんいましたが、私が興味を持ったのは、「田植え地蔵」
私はまんが日本昔ばなしを愛読していたのですが、その中に田植え地蔵の話があり、
久しぶりに思い出して浸っていました
そのお話です
『田吾作という百姓が居て、息子が足を怪我をして動けず、2人でやっていた田植えの代かき(田圃に水を張った後に土を細かく砕き掻き混ぜ、田圃の表面を平らにする作業)が出来ませんでした
そこに不思議な小僧さんが現れ手伝ってくれ、更に田植えまで手伝ってくれます
やがて夕方になり鐘が鳴ると、小僧さんは「大変だ」と駆け出します
しかしあぜ道で転び、慌てて田吾作が駆け寄ると、小僧さんはお地蔵さんになっていた』という内容です

先程紹介した曹洞宗の法要で聞いた話ですが、お地蔵さまは閻魔様で、
何故閻魔様が生前の行いを知っているかというと、
お地蔵さまは各地にいらっしゃいますよね?
常に我々の行いを見て、それで判断されている…との事でした
また地獄絵図の端に仏様が描かれているものもありますが、それも間違った人が送られていないか、ちゃんと罰を受けているかの確認の巡回…という意味もあるそうです
きっとお地蔵様が田吾作の普段の行いを見ていて、困った時に手を貸した…というお話ですが、
こういう「見られている」という感じは、大事だなと思います

この日の最後のウォーキングはJR六地蔵駅まで
醍醐寺からは40分で着きました
帰り道で雨はパラつきましたが、お寺に居る間に雨に遭わずに済んで良かったです

年始は人が混みあうので、年末に西国三十三所や都七福神の御朱印を貰いに行っています
また後日紹介させて頂きます
初詣も悩んでいますが、
元日は喪に服して、家で大人しくしていました(^^;)
モノ作りがしたくて買っていた、手提げ鞄の裁縫キットをしていました
刺し子初めてしましたが、無心になって楽しいですね♪
冬休み後もすぐに三連休がありますし、今年の計画をしっかり立てて、資格勉強や読書も出来たらと思います




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2017年12月31日

御朱印・萬福寺

12/24に宇治辺りに出かけた回の続きで、今回は萬福寺です
萬福寺は中国様式のお寺である事と、可愛い御朱印、都七福神に惹かれてお邪魔させて頂きました
(都七福神は西国三十三所の六波羅蜜寺が弁財天を祀っているし、
今後何度も京都に訪れそうなので集める事にしました)
また、都七福神は日本最古の七福神めぐりと言われています
京都の抹茶スイーツ【森半】

前回の訪れた三室戸寺からは、徒歩40分程です
萬福寺の最寄駅は黄檗(おうばく)駅ですが、宇治駅まで戻る手間を考えても、健康の為に歩いて行くのも良いかもしれませんね
京阪もJRも通っています

こちらが萬福寺の三門(案内図には山門ではなく三門とありました)です
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三門の横には碑があり
「山門を出れば日本ぞ茶摘うた」と書かれています
菊舎という俳人の詠んだ歌で、
この中国様式のお寺で異国情緒を堪能して出て来た所、
茶摘うたが聞こえて「あ、ここは日本か…!」と我に返ったという俳句です
私も最初は「中国行った事無いから、違いそんなに分からないけどなぁ…。確かに所々中国っぽい所はあるけど」という感じで観ていましたが、出てくる頃には「あ…そういえばここは日本だったな」と一瞬ふと我に返りました
不思議なお寺でしたね

ではいざ中へ
三門横には、開版(かいぱん:魚梆(この漢字は環境依存文字みたいなので、正しく表示されていなければすみません))…魚拓の原型と言われている物がありました
こちらの分は叩いても大丈夫ですが、奥の方にある本物は叩いてはいけません

境内は広々していて、見ごたえたっぷりです
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案内に番号もふってあるので、それに従って回るのが良いと思います

御朱印は入って右奥の方で頂けます
こちらが都七福神の布袋さんが祀られている、天王殿です
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その奥にあるのが萬福寺の本堂・大雄宝殿(だいおうほうでん)です
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日本では唯一最大のチーク材が使われています
中にも入る事が出来、立派な仏像を間近で見られます
天井は蛇腹天井といい、蛇のお腹を連想させる波々になっていて面白いです
こちらも美しいですね
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寺務所の方に行くと、有名な開版があります
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こちらは現在も利用されていて、叩く事は出来ません
御朱印を書いて下さったお爺様曰く、魚梆に関しても、「かいぱん」と読むそうです

この写真の奥で御朱印を頂けます
こちらでは全5種の御朱印があります

私は今回が初めての都七福神なので、こちらで専用の御朱印帳を購入しました
可愛い柄が2種類、落ち着いた色味のシンプルな物が2種類用意されていました
御朱印帳には名前も入れて頂けました
綺麗な字で頂けると、自分の名前なのに自分のじゃないみたい…

更に奥には法殿があり、その前にも広場があります
広場を囲む様に椅子が置かれています
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椅子の形も中国っぽいですが、徳川の紋が入っていたりと不思議な感じですね

萬福寺は普茶料理も有名です
中国風精進料理との事です
3名以上の予約になるので、友達の少ない私にはそこからが問題でもあります…
是非お友達や家族と堪能してみて下さい

中国のお寺等も、その内是非行ってみたいですね
行ってから再訪すれば、また今度は違った見方が出来るかもしれません



次回は年が明けてから、この後に訪れた醍醐寺編を書かせて頂きます
posted by Ico at 22:52| Comment(0) | 御朱印 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月28日

御朱印・三室戸寺

西国三十三所巡りで、12/24に三室戸寺に行ってきました
宇治辺り…という事で、同じ日に萬福寺と同じく西国三十三所の醍醐寺に訪問しました

JR宇治駅からは、30分程歩くと三室戸寺に着きました

三室戸寺といえば、神社仏閣に興味の無かった私でも「紫陽花で有名」と聞いた事がありましたが、
ツツジ・シャクナゲ・蓮・紅葉も有名だそうです
それも加味して、イブという寺に来る人も少ないだろう日を狙いましたが、
空きつつも途切れる事無く人の出入りはありました
意識を向けていなかっただけで、西国三十三所って凄い存在だったんだなぁと改めて感じます
お花的な楽しさで行くと、サザンカ位でしたがね

山門をくぐり、坂と階段を登ると本堂があります
初の西国三十三所は友達と行った事もあり、知識も不十分でしたが、今回は御朱印帳に書かれているお経を本堂前で読んでみました
恥ずかしいので、声が出るか出ないかですが…
詰まりつつも何とか読めました
因みにこちらの御朱印帳の中に書かれているものです
宗派や内容まで拘っていくとちゃんとした経典を用意すべきでしょうが(^^;)

西国三十三所専用の御朱印帳なので、各お寺の宗派やご本尊、開いた人やいつ建てられたのかも書いてあるし、
ご詠歌や水彩画もあり、集めていくのも楽しいです
各西国三十三所でも販売されているかと思うので、そちらで購入するのも良いですが、楽天だとポイントも付いて良いですね
(私は書写山前日に「集めよう」と思ったので現地購入しました)
カラーやパターンも何種類かありますが、こちらが一番可愛いです

三重塔もあります
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その近くに浮舟の碑もあります
私は源氏物語は読んだ事がありませんが、看板の説明で源氏物語の登場人物だと分かり調べた所、作中の阿闍梨(あじゃり)の山寺のモデルが三室戸寺らしいです

また、本堂に行くまでに像が3体ありました
1つは宇賀神という神様
人頭蛇足でとぐろを巻いており、頭部もこちらの様におじいさんだったり女性だったりするそうです
「耳をさわれば福が来る、髪を撫でると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつく」とある様に、ご利益もありますが、金運の神様として有名な様です
次に牛の像で、勝運にご利益があります
その正面にはウサギの像があり、球体の中に卵型の石があり、立てれば願いが叶うと言われています
写真を撮ったりお祈りしたりと楽しみました

今回頂いた御朱印はこちらになります
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他にも「浮舟」や芭蕉の俳句のものもあります

帰りに庭を見て行きます
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石庭は背後の山の借景で、雄大な印象があります
池泉もあり、大きな鯉が1か所で集まっていました

水彩画に山門が描かれていたので、こちらでも一枚
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人も少なく、ゆっくり見る事が出来ました
私は人混みが苦手ですが、また今度は紫陽花の時期に訪れればと思います
ハート形の紫陽花を見つけると恋が叶うとも言われていますし、皆様もいかがでしょうか
(ハート形紫陽花のお守りもあります)

次回は萬福寺編です
posted by Ico at 18:36| Comment(0) | 御朱印 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする